1948-01-24 第2回国会 衆議院 本会議 第6号 これら人為不可避の原因に基づいた公定物價は、常に不適正を免れない。價格が不適正なる結果は、國民は人情の自然、経済生活の根本に反する経済行為をも強制せらるることとなるのでありまして、その公益と私益が逆行する場面を生ずることが、國民の眞の力を発揮せしむることのできない、計画経済の重大なる内在的欠陷であるといわなければならぬのであります。 本多市郎